沖縄そば新聞第18号、田空食堂

田空の駅  田空食堂

概要:「もとぶ町そばじょーグゥ新聞」では、毎回、本部町内で沖縄そばを取り扱うお店や、そばじょーぐぅの方など、沖縄そばにまつわる方たちに取材を行っています。

 今回は、美ら海水族館と今帰仁城跡を結ぶ国道505号沿いにある、「田空の駅ハーソー公園」に併設の食堂「田空食堂」におじゃまし、代表の比嘉さんにお話をうかがいました。

「土作り」から始まる一杯

Q:こちらの施設について教えてください

 A:古来より枯れることなく水が湧き出し、地域の水源となってきた大川(フプガー)の流域に、昔ながらの農村風景と近代的設備をもつこの公園は、完成から5年が経ち、私ども「もとぶバイオマス事業協同組合」が、今年度から2代目の指定管理者として運営することとなりました。

 環境に優しい再生資源として、やんばるの間伐材から作ったチップに、町内で産出する豚やヤギの糞などを混ぜて発酵させた堆肥を生産してきた経験を生かして、「もとぶ香りネギ」などの在来種をはじめとした野菜や果物の無農薬栽培と販売、貸農園などを行っていく予定です。

Q:田空食堂での取り組みについて教えてください

 A:すべての食材、とまではいきませんが、できるだけ公園内で収穫できた作物を使用したメニュー作りを行っております。

 人気のヤギ汁は、町内の自家牧場で育てた山羊に、公園内で採れたフーチバーを薬味として使用しております。そして、全メニューに無料でついてくる、食べ放題のサラダバーは、全て公園内で採れた野菜を使用しております。「土作り」と「無農薬栽培」にこだわるからこそ、安心してお召し上がりいただけると思います。

Q:田空食堂の沖縄そばについて教えてください

 A:人気の野菜そばの具材の一部にも、自家栽培の旬野菜を使用しております。ダシに使うカツオ節や、トッピングのモズクは本部漁協から、麺はコシのあるムトゥブ麺、とできるだけ地元の食材を使用しております。

 自慢のヤギ汁とのコラボ「ヤギそば」も裏メニューとしてお出しできますので、両方を味わいたい方は、ぜひお声かけください。

Q:読者の皆様に、メッセージをおねがいします。

 A:貸農園で農業を体験したい方はもちろん、特産品の直売所でお買物をしたり、木製遊具や川エビなどが住む清流でお子さんと一緒に遊んだり、と近隣の方から観光の方まで、たくさんの方が集い、楽しめる施設にしていきたいと思っています。

 パワースポット「大川(フプガー)」や、6月下旬に満開となるサガリバナもおすすめです。スタッフ一同、可愛い動物たちと一緒に、皆様のお越しを心よりお待ちしております。

沖縄そば新聞第18号のPDFをダウンロードできます。 (PDF: 2570.44KB)

店舗名:
田空食堂 (でんくうしょくどう)
住所:
沖縄県国頭郡本部町具志堅1334
電話:
0980-48-3835
営業時間:
(施設)10:00~17:00 (食堂)11:00~15:00 
定休日:
火曜定休
席数:
テーブル32席、座敷12席
駐車場:
約50台(大型バスも可)
HP:
denkuu.okinawa
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