コンテンツへスキップ

伊豆味ドライブイン:摩訶不思議堂ともいうべき店構え、勇気を出して入ってみました

概要:
沖縄そば街道伊豆味地区にある伊豆味ドライブインは、一件近寄りがたい感じを受ける。勇気を振り絞って中に入ると、そこは小枝のパラダイス

 沖縄そば街道を走ると、必ずと言っていいほど目に飛び込んでくる、「うなぎ」の文字。そのお隣は、多くの人が行列をなす「山原そば」。だからこそ、余計に目に飛び込んでくる。その名は伊豆味ドライブイン。
 このお店に、はいったらまずは、一呼吸して賑やかだった頃のもとぶを想いをはせてほしい。当時としてはかなりハイカラなお店だったのでは、と思わせる名残りが沢山あることに気づくだろう。
 今でこそ、美ら海水族館の集客力で賑わう本部町だがそれはここ10年の話。沖縄国際海洋博覧会閉会後からは長い期間苦しんできた。しかし、沖縄国際海洋博覧会の計画が立ち上がってから開会されるまでは大変な賑わいだったという。
 さて、話を伊豆味ドライブインに戻し、まずは、メニューを見ることに。と言っても沖縄そばを食べるのはもう皆さん後存知通りだ。注文を聞きにきたオバァがひとこと、「沖縄そばでいいかね?」、あれ、そばのレポータということがバレているのだろうか。
 もちろん「沖縄そば」でいいので間髪入れずに返事をする。噂では、沖縄そばなら隣で食べたほうがいいと言われるらしい。しかし、我々はもとぶのそばを食べ尽くさないとけ無いのだ。
 ということで、沖縄そばをいただくことにした。待つことしばし。
 ほほぉ、太麺で来ましたかぁ。かなり太め。沖縄の方ならわかるかもしれないが、うるま御膳の山原そばを彷彿とさせる太さである。麺の上には、ところ狭しと三枚肉がのっている。よく見るとその一画に揚げかまぼこがのってるではないか。むむむ、これは、海洋食品の野菜てんぷらでは無いだろうか。
 あまり深く考えていると麺が伸びてしまうのでとにかく食べる。鳥ベースの出汁と麺の組み合わせが良い感じ。三枚肉も悪くないし、揚げかまぼこも美味しい。これで、500円。
 ちなみに、ソーキそばも500円となっています。私の想像どおりなら、原価は相当に高いはず。これでは商売が成り立たないのでは無いかときいてみたところ、「ボケ防止のためにやっているから採算度外視」だそうです。
 そんなお店は、日本でも指折り数えるしか無いだろう。いつの日か、うなぎ料理にもチャレンジしてみたいとおもいます。
伊豆味ドライブイン:沖縄そば:沖縄そばの本場、本部町
 店舗名:  伊豆味ドライブイン (いずみどらいぶいん)
 住所:   沖縄県国頭郡本部町字伊豆味77
 電話:   0980-47-3604
 営業時間  11:00〜20:00
 定休日   なし
 食べログ
 https://tabelog.com/okinawa/A4702/A470202/47002098/
 Retty
 https://retty.me/area/PRE47/ARE247/SUB24701/100000768224/