コンテンツへスキップ

山原そば:行列のできる琉球古民家の沖縄そば屋の三枚肉そば

概要:
雑誌、テレビ等でもよく取り上げられる沖縄そばの人気店。行くのが遅いと売り切れ看板とご対面。創業以来、継ぎ足しで作り続ける出汁で食べる沖縄そばの旨さの秘密とは。

 琉球白瓦の古民家と売り切れ看板が印象的な「山原そば」は沖縄そばの代表店として、雑誌、テレビ等でもよく取り上げられる人気店。もはや、沖縄旅行の共通言語となっている「きしもと食堂」「山原そば」は定番中の定番となっています。
 駐車場は広く、また別の場所にもあるので入りやすいですが、とにかくいっぱいだし待ち時間が長い時も多々あります。炎天下の中で行列が出来る店というのは沖縄では少ないので、それだけでも日に事情的な光景ではないかと思います。
 今回いただいだのは三枚肉そば。沖縄そばといえば通常「三枚肉そば」の事を指す。うちなー芸能人がやたらと「ソーキそば」を食べるので沖縄そばを「ソーキそば」と勘違いされている人も多いようだが、あくまでも三枚肉が基本である。 お値段は県内ではかなりお高めの700円。大盛りでもこの価格のお店は指折り数えるほどしか無いだろう。
 しかし、それでも、売り切れるのだ。
 「山原そば」の特徴は、出汁だろう。初めて口にした瞬間には、今まで食べた沖縄そばとは一線を画す出汁の甘味と旨味に驚きを持つ。聞けば、出汁は創業時から継ぎ足しで作っているという。ほんの少し濁りがあるのは、カツオと豚骨をベースとしているため。あの甘味は豚によるものなかもしれない。
 沖縄そばの麺と豚はとにかく相性が良いのだ。その上に創業30年以上におよぶ歴史の詰まった出汁なのだから、付加価値は相当に高い。値段に納得。
 値段が安ければ良いという風潮もあるが「需要と供給と付加価値」のバランスが大切だ。
 この出汁と中太の麺の相性も良くするっと食べられる。三枚肉は柔らかく煮こまれ、肉の旨味がスープに溶け出し更に美味くしていると思います。刺激的な食べ物が好きな方には不向きかもしれないですが、沖縄そばは沖縄の普段食というのが基本なので、この洗練具合は素晴らしいとおもいます。
 あと、店員さんが「ちゅらさん」で有名です。色々な口コミを見ていても、店員のねえちゃんがすげく美人だという投稿があとをたちません。われわれは、沖縄そばを食べることに専念するため、そこにはあまり触れないようにしておきたい。
 山原そばでは、まず、出汁を一口。ここから入るのが深みがある食べ方なのだと思います。
山原そば:三枚肉そば:沖縄そばの本場、本部町
 店舗名:  山原そば (やんばるそば)
 住所:   沖縄県国頭郡本部町本部町伊豆味70-1
 電話:   0980-47-4552
 営業時間  11:00~売り切れごめん
 定休日   月曜・火曜
 食べログ
 https://tabelog.com/okinawa/A4702/A470202/47000069/
 Retty
 https://retty.me/area/PRE47/ARE247/SUB24701/100000715905/