概要:
スーパーそばじょーグゥともいうべきオーナーさんの自家製麺をこころゆくまで堪能したい沖縄そばをいただきました
最近は美ら海水族館から古宇利島へ向かう人が増えたために、本部町具志堅の国道505号の交通量も増えているようです。その具志堅の海辺にある「海辺のCafe&Restaurantかぬたん」のオーナーさんは知る人ぞ知る「そばじょーぐぅ」です。
ということで、ただの食いしん坊のWeb担の私が沖縄そばのうんちくを語るとあらが目立つので、このお店には、「そーーーと行って、そーーーと帰る」のが基本になっています。
今日も、声をかけられずに、あー美味しかったごちそうさまと手を合わせ逃げるように出て行くことをイメージしながらお店に入りました。
そうそう、私達、もとぶのそばを食べ尽くす会には、その使命からいくつかルールがあり、その1つが、美味しい美味しいとかきたてるような記事を書いてはいけないことになっています。
なので、かぬたんのような県内でもそうそう食べれないような美味しい沖縄そばを食べても、美味しい美味しいって書けないのです。大人の事情ということでいろいろお察しください。
さて、本日はそんな「海辺のCafe&Restaurantかぬたん」のメガミートそばをいただきました。以前、いただいた坦々そばと担々麺を勘違いして、これは「ひき肉山盛りの沖縄そばに違いなーーーーーい」と勝手な思い込みで注文
待つことしばし
出てきたのは、ミックスそばでした。ミックスそばというのは三枚肉(ばら肉)とソーキ(スペアリブ)の両方がのっている沖縄そばのことで、もとぶだと「手作り沖縄そばの店 つる屋」が大変有名なのですが、自分のイメージとの違いに戸惑いを隠せません。
そんな、気持ちを知ってか知らず、厨房から「しまった、2枚しかのせてない、メガミートの3枚肉は3枚だったぁー」という声がして、クスッと笑った瞬間に、「ミートで肉だよなぁ、間違ってないなぁ」と我を取り戻すことに成功しました。
という、前座噺はおいといて、テーブルの上に置かれた瞬間に感じたことが、もうひとつあります。それは、出汁の香りが、鼻から脳へと駆けめぐる感じでした。とても、よい鰹の香りです。そばまかいの中を見ると、かつお節が泳いでる〜〜と思うぐらいにしっとりとはしているけど削り節がしっかりと見えています。
お味の方といいますと、甘みと旨味を感じる。オーナーさんに勝手なうんちくを垂れるなと言われるかもしれませんが、昨今の沖縄そばはラーメンよりになりつつある中で、かぬたんの沖縄そばは日本そばよりになっていると感じました。
さて、沖縄そば麺は、徹底的に研究されたかぬたん独自製法で、もちもちでつるつるの透き通るような麺ですが、それでいて沖縄そばの製法は守りつつも、日本人に親しみ深いうどんの幅に仕立てあげた逸品です。麺に油を使っていないからかもしれませんが、出汁ののりがよく麺の味を引き立てます。
そして、ミート類に関してもこの三枚肉は今まで食べたことのない、味です。でも、何の味かは説明できません。でも、懐かしいような新しいような、それでいて、出汁とも麺とも喧嘩しない仕上がりに驚きを隠せませんでした。
うーん、今日はかなり感情移入をしてしまいましたが、ここはやっぱり、特別な場所で特別な日に行くところだなぁというのが個人的な感想です。自分へのご褒美、落ち込んだ時の気分転換、これからも、そんな時にこっそりと利用しようと思います。
- 店舗名:
- 海辺のCafeかぬたん (うみべのかふぇかぬたん )
- 住所:
- 沖縄県国頭郡本部町具志堅 632-1
- 電話:
- 0980-48-4771
- 営業時間:
- 11:30~17:00
- 定休日:
- 木曜日(年末年始、GW、春休・冬休み、7月~9月は無休)
- 席数:
- 54席
- 駐車場:
- 約15台
- HP:
- 海辺のCafeRestaurant&宿 かぬたん