概要:
親子で3代、創業当時の心を受け継ぎ丁寧に作るられる自家製麺、地域のこだわる素材を活かすの沖縄そば
渡久地港といえばカツオで栄えた港で、今ではカツオの町を宣言しているほど、カツオへの愛着は強いもとぶ町です。その渡久地港にある郵便局のすぐ近くある、「手作り沖縄そばの店のつる屋」さんへ行って来ました。
昭和の香りを感じる少し重めの扉を開けて入ると、いらっしゃませーと元気な声。そして、カウンターの小窓越しの店主さんと目が合う。このお店の店主さんには、待ってる人が居るのです。それは、このお店のヒット商品ミックスそばのアイデアを教えてくれたお客様。さて、本日はそんなセンチメンタルなミックスそばをいただきました。
この店の麺は店名の通り手打ちの自家製麺ですが、沖縄そば新聞第10号で伝えられたとおり、製麺に使用する木灰はご近所の新垣ぜんざい屋からもらっているものです。本来は捨てられる木灰をリサイクルして使う、昔ながらのリサイクル製法です。
出汁はもちろん渡久地港で水揚げされたカツオベース。しかも、添加物未使用というこだわりものです。澄んだスープにたっぷりの自家製麺、その上に三枚肉(ばら肉)とソーキ(スペアリブ)の両方と、紅生姜とかまぼこにネギという生粋の沖縄そばです。
主役であるツルツルモチモチの麺をズルズルっといただくと、カツオ出汁とからみ合ってなんとも言えない香りと味に包まれる。早朝から仕込まれたという麺だけあって、心遣いも感じずにはいられない。
そして、これまた自家製のコーレーグース(島とうがらしの泡盛漬け)をちょろっと垂らすと、味がころんと変わって2度楽しめるのもいい感じ。
いなりずしもあったので頼んでみましたが、沖縄的お供え用いなりずしと違い、沖縄そばを壊さないように味付けされておりました。
今日も幸せを感じてごちそうさまでしたm(__)m
- 店舗名:
- つる屋 (つるや)
- 住所:
- 沖縄県国頭郡本部町渡久地1-6
- 電話:
- 0980-47-3063
- 営業時間:
- 11:10~売り切れ次第終了
- 定休日:
- 日曜・木曜日
- 席数:
- 54席
- 駐車場:
- 有(郵便局の隣)
- HP:
- なし
地図は、デジタル版もとぶの沖縄そばマップをご活用ください。