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おふくろの味 お多福:北海道と沖縄の素晴らしき出会いの沖縄そば

概要:
北海道で育まれた料理の腕が、沖縄そばで存分に発揮される「おふくろの味 お多福」。ぬくもりと元気さをいっぱいいただきながら、新しい沖縄そばをいただきました。

 北海道と沖縄は2000Km以上離れている。北海道で雪が降り積もる頃、沖縄では少し水が冷たいからウエットスーツで潜ろうかと、気候、風土は大きく違う。でも、心の中には似通った想いがあるという。
 さて、今回お邪魔したのは、その北海道は札幌で居酒屋を営まれていて、本部町に移住してこられた「おふくろの味 お多福」です。ここは、美ら海水族館の前館長がよく行く店というのは余談です。
 札幌の頃から作り続けている明太子はテレビでも大きく取り上げられ人気商品だったとか。メニューにある厚焼き玉子明太子(3人前)が眩しい。しかし15時から閉店までの限定品。明太子の食材はすべて北海道からのお取り寄せというこだわりの一品は、ピリッと美味いがマイルドでご飯のお供にも最高でした。
 あるときには、日替わりメニューに北海道産にしん定食が。今日は嬉しくて赤字で作っちゃった。「赤字覚悟」という言葉はよく聞くが「赤字です」というのはあまり聞かない。定食+にしんまるごと一匹で650円。サービス精神旺盛です。
 もし、北海道からの観光でこのお店に入ったら、北海道から来ましたよとお伝え下さいね。女将さんすごく喜びますから。
 おっと、記事をかいている自分もテンションが上がってしまい、危うく沖縄そばの事を書くのを忘れるところでした。
 今回「おふくろの味 お多福」で注文したのは、スペシャルそば。とにかくスペシャルなんですよ。と言っても伝わりませんね。沖縄そばには「ミックス」というメニューがある。これは、三枚肉とソーキ、お店によっては更にてびちやなんこつを載せたものだが、ここのスペシャルは更に上をいく軟骨、三枚肉、ソーキ、チャーシューである。まさにスペシャル。
 沖縄そばとチャーシューという組み合わせ。一歩間違えば、即ラーメンじゃないかと思われてしまう。このお店は、北海道から麺を取り寄せて本場札幌ラーメンも提供している。もちろん、このチャーシュがのっているのだが、食べ比べれば「本場沖縄そば」と「本場札幌ラーメン」の違いがはっきりわかります。
 また、出汁は、かつおベースに色々と手を加えられたおすまし用のスープを使っているそうで、癖がなく上品な味わいとなっている。また、そっと、レンゲが添えられている当たり、札幌ラーメンの流れも感じずにはいられない。
 地元の人には異色の沖縄そばですが、これはこれでとても美味しいですよ。
おふくろの味 お多福 :スペシャルそば:沖縄そばの本場、やんばる本部町
 店舗名:  おふくろの味 お多福 (おふくろのあじ おたふく)
 住所:   沖縄県国頭郡本部町浜元233
 電話:   0980-48-3830
 営業時間  11:00~17:00
 定休日   なし
 食べログ
 https://tabelog.com/okinawa/A4702/A470202/47005371/
 Retty
 https://retty.me/area/PRE47/ARE247/SUB24701/100000768486/